

「風の集い」を体験して、覚悟を決める
「いい本があるよ」 7年前に夫が私に本を手渡してくれました。 そこには「異端力」町田宗鳳著と書かれていました。 その中身はとても興味深く、当時の私を勇気づけるものでした。 結婚前の私は、アートのためなら命がけでしたから、 グランドキャニオンの岩の上で踊ることも、 600畳分の和紙を海岸に広げ般若心境をドローイングすることも、 河川敷で巨大なスパイラルアートを即興することも、 「どうしてもやりたい」気持ちで行ってきました。 そんな私を東京藝術大学の名誉教授たちは (三木成夫、野口三千三、工藤甲人)温かい目で見守ってくださり、 また高い評価をしてくださいました。 しかし、出産後は自分の活動資料を段ボールに入れて封印しました。 なぜなら、子育てを中心とした家庭生活を成り立たせるために、 世の中の普通、目立たないことに身を置くことが必要だったからです。 今考えると息を潜める時間が病気をつくったのでしょう。手術したこともありました。 そんな時、「異端力」を読み、宗鳳さんが主宰する「風の集い」に参加したのです。 宗鳳さんはとても気さくな方で宗教宗派にとらわれ


夫婦龍
私たちの想念が龍に化身する 青い龍は日本の国土を守り 赤い龍は子どもの命を守る 私たちが祈りを集中させれば 上空に龍があらわれる みんなが愛し合い、結び合えば 平和な世界が広がるだろう。 だから、一人ひとりの心が大事なんだ アトリエ遊動天都のなかに 9畳分の和紙を貼って龍を描きました。 見に来た子供たちの第一声は「でか!」でした。